こんにちは、あんなです。
コロナ禍で巣ごもり生活が続く中、ふとガラスに映った自分の姿を見て愕然。バストは垂れ下がり、そのお肉が下半身に移り。
「何とかバストアップをしなければ!」と思ったものの「バストアップしてますオーラ」を家族や友人、ましてや彼氏に感づかれるのも気が引けているあなた。ヨガを試してみませんか?
体の凝りを治すふりしてバストアップを目指せる、簡単ポーズをご紹介します。
なぜバストアップにヨガが良いの?
ヨガのポーズをご紹介する前に、バストアップにヨガが良い理由を5つご紹介します。
【バストアップにヨガが良い理由①】リラックス効果
家事に育児に仕事にと、毎日お疲れ様です。ゆっくり休むこともできずストレスをためていませんか?ストレスをため込んでしまうと
自律神経が乱れる➡血行が悪くなる➡バストに栄養が届かない➡バストにハリがなくなる
と、バストにとって大きなダメージとなります。
ヨガは呼吸法により自律神経に働きかけるので、ストレスの緩和やストレスによる肩こりにも効果が期待できます。
【バストアップにヨガが良い理由②】大胸筋を刺激する
大胸筋とはバストの土台となる筋肉です。
大胸筋には
- バストを上げる大胸筋上部
- バストを寄せる大胸筋内側
の2つがあります。
ですが運動不足や加齢などによりこの筋肉が衰えてしまうと、垂れバストの原因となってしまいます。
ヨガで体を伸ばしながら大胸筋に刺激を与えることでバストアップ効果が期待できます。
【バストアップにヨガが良い理由③】女性ホルモンの減少につながる
女性ホルモンの分泌はバストアップの運命を大きく左右します。ストレスや生活習慣の乱れ、また年齢とともに女性ホルモンは減少してしまいます。
この女性ホルモンは、急激に増やすことはできませんが減少を防ぐことはできます。
下半身や腹部などの骨盤周りには女性ホルモンに関わる卵巣や子宮、熱を生み出す筋肉があります。
ヨガで骨盤周りの筋肉をしっかり動かし、ホルモンバランスに働きかけることで、女性ホルモンの減少を防ぐことにつながるのです。
【バストアップにヨガが良い理由④】姿勢の改善
私たちはスマートフォンやパソコンなど「便利な機器」に囲まれています。ですがそれは「バストの危機」でもあります。
長時間下を向いていることで姿勢が悪くなると、垂れバストの原因になります。姿勢の悪さは長年の習慣からくるものなのですぐには治せません。
ヨガには正しい姿勢に改善するポーズがあります。自分のペースで根気よく続けることで少しずつ姿勢が改善され、バストアップ効果が期待できます。
スマホを使う時はたいてい腕を内側に閉じた姿勢になっています。そうすると胸の筋肉が縮こまり、肩が内側に丸まっていきます。肩が内側に巻かれると胸の筋肉の萎縮が続き、胸の反対側にある肩甲骨周辺の筋肉が引っ張られ、背中が丸まってしまいます。今この記事を読んでいるあなた。ちょっとここで伸びをしましょう。
【バストアップにヨガが良い理由⑤】バストの左右差を整える
「片方だけバストが下がっている」と感じているあなた、それは片側だけが猫背になっているからかもしれません。その原因として
- いつも同じ方向を向いて寝ている
- 寝そべってテレビを見ている
- いつも同じ方向に足を組む
- 片側の肘をついて作業をする
- 横座り
などが挙げられます。
ヨガには左右均等に力をかけるポーズがあるので、バストの左右差を改善する効果が期待できます。
ヨガでバストダウンしてしまうって本当?
バストアップのためにヨガをお薦めしながらも、なぜこのテーマなのか。実はぜひとも気を付けていただきたいことがあるからです。
まず結論から言いますと、ヨガでバストダウンの可能性は低いです。
バストダウンしてしまう原因は過剰にやりすぎてしまった結果です。
ヨガだけでなく筋トレやストレッチなど、上半身を鍛えすぎてしまうと胸元が引き締まり、バストが小さく見えてしまうのです。
バストアップにおすすめヨガポーズ
- 呼吸法でリラックス(動画)
- 合掌のポーズで大胸筋を刺激
- 花輪のポーズで下半身へアプローチ
- 猫の伸びのポーズで猫背解消
- 三日月のポーズで体の歪みを改善
【バストアップにおすすめヨガポーズ①】呼吸法
ヨガの呼吸法で血液やリンパの流れを良くし、心身ともにリラックスさせましょう。
- 軽く足を組んで座る。腰が丸くなったり足が浮きやすい場合は、お尻の下にブランケットを敷いて、腰を立てて座る
- 背筋を長く保って、頭をやや後ろに引き目をそっと閉じる
- 【鼻呼吸】自然の呼吸を観察する。鼻から吸って、鼻から出す
- 【腹式呼吸】片手をお腹の上に乗せ息を吐きだす。吸う時は手のひらに向かって吸うイメージでお腹を膨らませる。頭が前に垂れてこないように背筋を意識する
- 【胸式呼吸】手のひらで肋骨を触るように腕を胸の下でクロスさせ、息を吐きだす。吸う時は肋骨を膨らませるように息をする
- 【鎖骨呼吸】肩に手のひらが行くように腕を胸の前でクロスさせ、息を吐きだす。吸う時は鎖骨が持ち上がるところまで息をする
- 【完全式呼吸】右手をお腹、左手を胸にあて息を吐きだす
- 吐ききったら息を吸う。お腹→胸→鎖骨の順に息を満たしていく。吸いきったら、お腹→胸→鎖骨の順に息を吐きだす(やりづらい時は順番は気にせず、息を吐ききることを優先する)
- 仰向けになる(足は軽く開き、手は体から少し離し手のひらは上に向ける)。目を閉じる
- 自分の呼吸を観察する。呼吸の長さの変化に意識を向ける
- 身体がゆったりと広がった場所、落ち着く場所に意識を向ける
- 充分に呼吸を味わったと思ったら、どちらかに寝返りを打ち起き上がる
息を吸う時は力が入りすぎないように吸いきり、吐くときはゆっくりと吐ききりましょう
【バストアップにおすすめヨガポーズ②】合掌のポーズ
大胸筋を鍛えるポーズです。簡単なのでいつでもどこでも手軽に行えます。
- 手のひら同士がぴったりと重なるように胸の前で合掌する。肘はしっかりと横に開く
- 息を吸い、吐きながら強く手のひら同士を押し合う
- そのまま3~5回呼吸する
手のひらを押し合ったときに、大胸筋が刺激されていることを意識しましょう。
【バストアップにおすすめヨガポーズ③】花輪のポーズ
大胸筋の他に骨盤周りの筋肉をほぐします。股関節が柔軟になることでリンパの流れが良くなり足のむくみ解消や内臓の働きを高める効果も見込めます。
- 足を肩幅程度に開き、足先は約45度外に開く
- 手は胸の前で合掌する
- ゆっくりと息を吸い、吐きながら膝を曲げてしゃがむ
- 肘と膝を押し合って背筋を伸ばす
- そのままゆっくり3~5呼吸する
両足裏を床にしっかりつけと行うのがポイントです。バランスがとりづらい時はブロックを使うなど、高さを調整して行いましょう。
【バストアップにおすすめヨガポーズ④】猫の伸びのポーズ
このポーズは、インナーマッスルを強化し猫背の改善に効果的です。さらに肩回りの筋肉もほぐすので肩こりや頭痛の解消にもつながります。
- 四つん這いになり、両足のつま先を立てる
- 息を吸いながら、背筋を前後に伸ばす(頭とお尻方向に引っ張るイメージ)
- 両手を前方へ伸ばしながらお尻を天井へ突き上げ、息を吐きながら胸を床に近づけていく
両手は肩幅かそれより広いくらいの位置に置き、目線は両手の間を見ます。
【バストアップにおすすめヨガポーズ⑤】三日月のポーズ
背中を反らせ胸を開くことで、姿勢の改善やバストアップに効果的です。「下半身は床へ、上半身は天井へ」とそれぞれが伸びていくイメージで行います。
- 四つん這いになり、肩の下に手が骨盤の下に膝が来るようにする
- ゆっくり息を吸い、吐きながら右足を両手の間に大きく踏み出す
- 左足の膝は床につけ、足の甲も床につける
- ゆっくりと上半身を起こし、息を吸いながら背中を引き上げる
- 息を吐きながら両手を合わせ、吸いながら天井に向かって手を伸ばす。同時に上半身を後ろへ反らせる
- そのまま3~5呼吸する
- 終わったら四つん這いに戻り、反対側も同じように行う
膝に痛みがある時は、バスタオルなどを用意して膝の下に挟んでおくと良いでしょう。
【バストアップにおすすめ呼吸法】横隔膜呼吸法
横隔膜呼吸法はヨガの呼吸法ではありませんが、バストアップにも効果的なのでご紹介します。
「胸式呼吸」は胸中心、「腹式呼吸」はお腹中心で行う呼吸。「横隔膜呼吸」は胸とお腹を使い、全身で深呼吸することです。
実は、姿勢を良くする筋肉と呼吸で使う筋肉は99%同じなんです。つまり姿勢が悪いことで
- 呼吸が乱れる
- 体に酸素が行き渡らない
- 疲れやすくなり姿勢が崩れる
そして姿勢が崩れることで
- ポッコリおなか
- むっちり太もも
- たるたるヒップ
という結果となってしまいます。普段の呼吸一つでこんなことになってしまうんですね。
人は1日2万回呼吸すると言われています。1日1分、横隔膜を使った呼吸を習慣化すれば、呼吸が整い、姿勢も良くなり、リンパの流れや血流の改善につながります。
また脂肪を燃焼しやすい体になるので、ボディラインまで美しくなっちゃうかもしれませんよ。
- 胸とお腹に同時に空気を入れるように意識しながら息を吸う。この時、肺のふくらみで横隔膜は下がる
- 胸とお腹を同時にへこませるように息を吐く。肺の膨らみが小さくなるので横隔膜は上がる
今はマスクをつけることが当たり前。そのために呼吸が浅くなったり、マスクを着けていることの息苦しさから口呼吸をする人が急増しているそうです。あなたは大丈夫ですか?
バストアップだけでなく健康管理のためにもぜひ取り入れてみて下さいね。
ヨガで楽しくバストアップするために
ヨガは毎日コツコツ続けることで効果が期待できます。長期戦も覚悟しなければなりませんね。
長く続けるのであれば楽しく長く続けていただきたいです。そのためのポイントをまとめてみました。
【ヨガで楽しくバストアップするために①】やりすぎない
頑張った分だけ効果があるのでは?と、ついつい頑張ってしまうあなた。そんなに頑張らなくていいんです。ヨガもやりすぎてしまう事で
- 女性ホルモンが減少しバストダウンする
- 筋肉がつきすぎてバストが小さく見えてしまう
なんてことも起こりうるのです。
普段使わない筋肉を使うので、痛みや違和感などを感じたら休むようにして自分のペースで進めましょう。
【ヨガで楽しくバストアップするために②】食後2時間は空ける
満腹時にヨガをすると内臓に負担がかかってしまうので、空腹時に行うことをお薦めします。
胃の中を空にするために食後2時間は空けましょう。
起床時や入浴後のヨガもおすすめです。血行が良いタイミングで行うと一層効果が期待できますよ。
【ヨガで楽しくバストアップするために③】補助道具を利用する
普段から運動をしていないと、筋肉が落ちていたり体が硬くなっていたりします。
そんな方でも補助道具を使えば楽しくヨガを続けられるでしょう。
ヨガマットも基本的には必要です。ですが安定した平坦な床なら問題ありません。
通常の靴下は滑りやすいのでおすすめできません。指先やかかとがあいているヨガ用の靴下を履くことをおすすめします。
まとめ
- ヨガで大胸筋にアプローチすることでバストアップが見込める
- ヨガによるアプローチで女性ホルモンの減少につながる
- ヨガで姿勢を矯正することでバストアップやバストの左右差の改善をサポート
- 楽しく続けるためにはやりすぎない
- 補助道具を上手に利用することで無理なく続けることが大事
バストアップは女性の悲願でもありますが、それも健康な体があってこそです。
ヨガで健康維持しつつ「バストアップしてますオーラ」を発することもなく、ちゃっかりバストアップできるなら嬉しいですよね。
そして、ヨガで日々磨き上げたあなたのその素敵なバストで堂々と街を歩きましょう!きっと周りが振り返ること、間違いなしです♪ぜひ参考にしてみて下さいね。