「胸が小さいのは遺伝だから仕方ない」と諦めていませんか?
「小さいから恥ずかしい」「私のバストに合うブラが無い」「お母さんも小さいから私も……」
小さいバストに悩む日本人女性はたくさんいます。
今回は「バストのサイズは遺伝が決めるの⁈」について解説していきます。
【小さい胸の悩み】バストの大きさを決めるのは遺伝⁈
バストへの遺伝の影響は30%程度といわれています。
子供は姿勢や体の動きを親から学ぶことが多いので、生活習慣が似通っていることが原因で、バストの大きさが似てくることはあります。
また、親子は食習慣を共有することで体形が似てきます。それが原因でバストの大きさも似てくることはありますが、バストだけピンポイントで影響する可能性はかなり低いようです。
母親と娘、姉と妹でもバストの大きさは人それぞれです。
時々「胸が小さいのは父方の遺伝だから」と言う方がいますが、遺伝の影響は30%ですから努力次第でバストアップは目指せます!諦めないでくださいね。
では、遺伝以外の70%の要素とは?何がバストサイズを決めるのでしょうか。
【小さい胸の悩み】バストサイズは何で決まる?
バストの大きさに一番影響するのは乳腺と脂肪です。
乳腺は、バスト全体に張り巡らされている管です。この管を囲むように脂肪が付きます。
基盤となる乳腺がしっかり太く発達していると、周りにつく脂肪も増えていきます。乳腺を発達させることがバストアップには欠かせません。
また、女性の体が変化していく過程で女性ホルモンの分泌量が増えていきます。
思春期から25歳ぐらいまでの間にしっかり女性ホルモンを分泌させ、乳腺の発達を促すことができればバストは大きくなります。
しかし、無理なダイエットや、不規則な生活習慣により女性ホルモンが十分に分泌されないとバストの大きさに影響が出てきます。
ただし、25歳を過ぎても女性ホルモンは分泌されます。乳腺の発達を促し、バストを大きくすることは不可能ではありません。
また、女性ホルモンは、女性の健康的な身体を作るために重要なホルモンです。バストのためだけではなく、健康的で活き活きとした毎日を送るためにも、身体が喜ぶ生活を心がけましょう。
【小さい胸の悩み】サイズアップに必要な3つの条件
【胸が小さいのは全て遺伝は嘘!】対策①しっかり睡眠をとる
睡眠時間が短いと女性ホルモンの中でも重要な「エストロゲン」の分泌が妨げられます。
しっかり眠ることで、自律神経のバランスが整い、女性ホルモンの分泌が促進されます。
特に重要なのは入眠後すぐの3時間です。この時間にしっかり熟睡することができれば同時に成長ホルモンの分泌も促すことができます。
【胸が小さいのは全て遺伝は嘘!】対策②ストレスをためない生活習慣
生活習慣の乱れは、女性ホルモンの分泌に大きく影響します。
長時間の労働や、過度なダイエットは、身体にストレスとなります。自分らしい発散方法を見つけると同時に、当たり前と思っていた生活習慣を見直してみましょう。
【胸が小さいのは全て遺伝は嘘!】対策③バランスの取れた食生活
食事は身体を作ります。バランスの取れた食事を心掛けることで、女性ホルモンの分泌を促します。
大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをすると言われています。積極的に摂取しましょう。
また、牛乳やヨーグルトなど乳製品の取り過ぎは、皮膚を弛ませるのでバストが垂れる原因になります。取り過ぎには注意してください。何事もバランスが大切です。
もう胸が小さいのを遺伝のせいにしない!バストアップに効果的なツボ押し
「天渓(てんけい)」や「壇中(だんちゅう)」は女性ホルモンの分泌をサポートするツボです。女性ホルモンが分泌されることで同時に美肌効果も期待できます。
- 【天渓】バストトップから脇に真っすぐ移動した肋骨の間です。押すと少し痛みがあります。
- 【壇中】バストトップと体の中心を結んだ場所にあります。
3~5秒、息を吐きながら押して、息を吸いながら離します。
ツボ押しは、何度も押すと効果が高くなるわけではありません。一日3セット程度でOKです。
入浴後リラックスした状態がお勧めです。
もう胸が小さいのを遺伝のせいにしない!バストは大きさよりも形が大事!
たとえ大きなバストでも形が美しくないバストはとても残念です。
反対に小さくても形の良いバストは美しいといえます。男性の意見がその証拠です。
さて、あなたは「バージスライン」をご存知ですか?
正面から見て、バストの下にできるラインのことです。このライの幅が狭くハッキリしているバストは美しいといえます。
反対にバージスラインの幅が広くハッキリしていない場合は、本来バストにあるべき脂肪が脇や背中へ移動しているかもしれません。これをそのまま放置していると背中や脇の贅肉が増えるだけでなく、バストの形が崩れてしまいます。
また、毎日着けているブラの装着方法を工夫することで、背中や脇に流れたお肉をバストへ戻し、形の崩れを防止できます。ブラの正しい着用方法を実践してみてください。
そして、就寝中は体重や寝返りによりバストが崩れやすくなります。ナイトブラの着用はバージスラインのケアにとても効果的です。
ただし、体に合ったブラでなくては逆効果ですので気を付けてくださいね。
まとめ
- バストへの遺伝の影響は30%程度
- バストサイズは女性ホルモンがカギ
- 女性ホルモンの分泌を促すには睡眠・生活習慣・食事が大切
- バストアップをサポートするツボ押しもおすすめ
- バストは大きさよりも形を重視
- ブラの装着方法を見直すことからスタート!
「バストが小さいのは全て遺伝のせいだから・・・」だと諦めるのは、もうおしまいです!健康的な生活を心掛け女性ホルモンの分泌を促し、美しいバストを手に入れましょう。前向きに考えることから、バストアップへの道は始まります♪ぜひ参考にしてみて下さいね。