こんにちは、あんなです。
バストが気になる女子にとって育乳は生活の一部。イソフラボンやボロン、タンパク質を多く含む食べ物を積極的に取り入れていますよね。さらに効果をあげるような食事にレベルアップしてみませんか?
大豆食品の中でもイソフラボンの吸収率に違いがあったり、お肉などのタンパク質にある栄養素をプラスして摂るとより効果的なことが判明しました。
今回はさらなるレベルアップを目指すあなたへ、育乳の食事について解説していきます。
【育乳のおさらい】バストが成長する仕組み
「育乳のために〇〇を食べればいいと言われ、何となく始めてみたけど効果がないからやめちゃった…」という方も多いのでは?
効果を感じるには、その食べ物が育乳につながる仕組みを知ることがとっても大切です。まずは、バストがどうやって成長するのか知っておきましょう。
バストは
- 脂肪
- 乳腺
- クーパー靭帯
の主に3つで構成されています。バストのふくらみは、乳腺に脂肪がつくことでできています。
つまり、乳腺が発達すればするほどバストは成長するということです。乳腺の発達には女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンが大きく関わっています。
エストロゲンが乳腺を増やし、プロゲステロンが乳腺の発達を促すことで丸みのあるバストへと成長させます。
エストロゲンとプロゲステロンのバランスが育乳のカギになります。
育乳に効果的な食事とは?
「バストの乳腺を増やせば育乳できるのね!」と思ったそこのあなた。
ちょっとお待ちください!乳腺だけ増やせばいいってものでもありません。
女性ホルモンの他にも筋肉を作るたんぱく質や、血行を促進するビタミンも育乳には欠かせないんです。
育乳の食事①大豆イソフラボン
【育乳には大豆イソフラボン】これは有名ですよね。大豆イソフラボンはポリフェノールの一種で、実は2種類あるといわれています。
分子の大きいグリコシド型イソフラボン=配糖体イソフラボン。そして分子が小さく体への吸収が優れているアグリコン型イソフラボン、この2つです。
分子の大きい配糖体イソフラボンは、そのままでは体内に吸収されにくく2割しか吸収されないそうです。残りの8割はほとんど体の外へ出てしまいます。
配糖体イソフラボンは、腸内細菌によって糖が分解されてアグリコン型になります。このアグリコン型になることで効率的に体に吸収されるのです。
アグリコン型は分子が小さいので、すぐに体へ吸収される上に、女性ホルモンであるエストロゲンに似た構造をしています。
大豆食品の中でも、特におすすめなのは醤油や味噌です。
醤油や味噌は、同じ大豆イソフラボンの中でもより吸収されやすいアグリコン型だからです。洋食やファーストフード中心だった方は、ぜひ醤油や味噌を使った和食を中心に食べるようにしましょう。
同じ発酵食品でも納豆は配糖体です。ちょっと意外ですよね。もちろん、納豆も栄養価に優れている食材なので、一つの食材に偏るのではなく、バランス良く食べましょう。
腸内環境を健康に保つことで配糖体でも体内への吸収率をあげることができますので、発酵食品も積極的に摂取するのがおすすめです。
【1日の摂取量の目安 40〜50mg】
育乳の食事②ボロン
ボロンは、別名ホウ素とも呼ばれるミネラルの一種です。骨や筋肉を強くするのに効果的な栄養素です。そしてなんと!バストの脂肪だけを増やしてくれるとってもうれしい効果もあるんです!
キャベツ りんご アーモンド ぶどう 梨 海藻類 【1日の摂取量の目安 3mg】
育乳の食事③良質なタンパク質
タンパク質は血・骨・筋肉などの体の土台を作る重要な栄養素です。
その中でも良質なタンパク質とは、アミノ酸スコアの高いもののことをいいます。
鶏ささみ 豚ヒレ肉 マグロ さんま 鮭 大豆製品 【1日の摂取量の目安 50〜60g】
育乳の食事④ビタミンE
ビタミンEは、老化の原因である活性酸素を除去する抗酸化作用のある栄養素です。血行を促進する働きがあるため、バストへ効率よく栄養を届けてくれます。
女性ホルモン・プロゲステロンの分泌を促し、ホルモンバランスを整える役割もあります。
かぼちゃ アボカド アーモンド モロヘイヤ 赤ピーマン 【1日の摂取量の目安 6mg】
育乳の食事⑤アミノ酸
良質なタンパク質にとって大切なのが、アミノ酸です。アミノ酸はタンパク質を合成し、特にアルギニン、リチン、オルニチンは成長ホルモンの分泌を促します。
タンパク質と一緒にアミノ酸の多い食品を食べることで育乳効果がアップします。
鶏卵 牛乳 豚肉 牛肉 鶏肉 あじ さけ カツオ チーズ
もっと詳しくアミノ酸について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
育乳の食事⑥ポリフェノール
老化を防止する抗酸化作用があり、細胞や血液を若々しく健康に保ってくれます。
血流を改善する効果があるので、バストへ効率よく栄養を届けてくれます。
育乳の食事⑦ビタミンC
コラーゲンを生成するのに必要な栄養素です。バストの垂れ防止に重要な役割をもつクーパー靭帯はコラーゲンでできています。ビタミンCがコラーゲンを作り、クーパー靭帯が伸びないように強化してくれます。
育乳の食事⑧亜鉛
必須ミネラルの一つで女性ホルモンの分泌を促し、タンパク質の合成を助ける栄養素です。
食事だけじゃない?育乳に効果的な飲み物
育乳の飲み物①豆乳+きなこ+甘酒+ヨーグルト
イソフラボンを含む無調整豆乳ときなこに、必須アミノ酸の豊富な甘酒、タンパク質を含むヨーグルトを足せば、一気に3種類の栄養素がとれて、発酵食品が腸内環境を整えてくれます。
育乳の飲み物②プロテイン
プロテインは、タンパク質を中心に簡単に摂取することができて便利です。チョコやバニラなどフレーバーも多く、朝食代わりに美味しく飲むことだってできます。
育乳の飲み物③抹茶+牛乳or豆乳
ビタミンCやビタミンE、亜鉛を含む抹茶に、タンパク質の豊富な牛乳またはイソフラボンを含む無調整豆乳で作る抹茶ラテもおすすめです。
育乳の飲み物④りんごジュース
りんごにはボロンが多く含まれているので、りんごジュースなら手軽にボロンを摂取できます。砂糖は身体を冷やしてしまうので、果汁100%のものを選ぶといいですよ。
育乳の飲み物⑤マテ茶
南米でよく飲まれているマテ茶。ポリフェノールやミネラル、亜鉛が豊富に含まれています。南米の女性がナイスバディなのは、マテ茶のおかげなのかもしれないですね!
他にもおすすめ記事がありますよ♪
まとめ
- バストは女性ホルモンにより乳腺が増え発達し成長する
- イソフラボンにはアグリコン型と配糖体があり、アグリコン型の方が吸収率が高い
- ボロンはエストロゲンの分泌を促す
- 育乳には身体の元になる良質なタンパク質を摂ることも大切
- ビタミンEは血行促進やホルモンバランスを整える
- アミノ酸はタンパク質の合成をサポート
- ポリフェノールの抗酸化作用で育乳効果アップ
- ビタミンCでバストのクーパー靭帯を強化
- 必須ミネラルの亜鉛もバストケアに重要
- 育乳におすすめの飲み物5選
同じ大豆イソフラボンでも吸収率が違っていたり、育乳にいいと思って食べていたものでも腸内環境が悪ければ吸収されにくいので、育乳のためには和食中心の食事をおすすめします。ですが、ストレスになってしまっては意味がありません。ストレスも育乳を妨げるので、時々は自分の好きなものを食べて、肩の力を抜いて楽しくバストケアしていきましょう。