こんにちは、あんなです。
仕事に家事に育児にと毎日頑張っているあなた。しっかり睡眠とれていますか?睡眠時間を削ってまで頑張りすぎていませんか?
その睡眠不足、バストアップには大きな足かせとなってしまいますよ。なぜなら、バストアップと睡眠は深~い関係にあるからです。
これからその理由と質の良い睡眠をとるための方法をご紹介します。睡眠を制してバストアップを制しましょう!
【危険】バストアップだけじゃない!睡眠不足からくる体の不調!
睡眠不足が続くと、
- なんだかダルい…
- 集中できない…
- お肌の調子が悪い…
などまず体の不調があらわれます。『でも、まぁ、みんな良くあることでしょ!』とそのまま油断していると、かなり危険です。
ひどくなると様々な病気の引き金となります。代表的な病気として以下の3つが挙げられます。
バストアップだけじゃない!睡眠不足からくる体の不調①肥満・糖尿病
睡眠不足になると、満腹ホルモンの【レプチン】が減少し、反対に空腹ホルモンの【グレリン】が増加します。そのため食欲が旺盛になり太りやすくなってしまいます。バストアップよりダイエットを優先しなくてはいけなくなりますね。
また、インスリンの働きが下がり血糖値をコントロールできなくなるので、糖尿病のリスクも高まります。
バストアップだけじゃない!睡眠不足からくる体の不調②高血圧・不整脈
睡眠不足になると、自律神経のバランスが崩れます。気分をリラックスさせる副交感神経よりも、緊張させる交感神経の働きが強くなり、常に血圧や心拍数が上がっている状態になるのです。
そのため高血圧や不整脈を引き起こす可能性が高くなります。
バストアップだけじゃない!睡眠不足からくる体の不調③うつ病
睡眠不足が続き交感神経の働きが異常に高くなると、神経伝達物質である【セロトニン】や【アドレナリン】が不足してしまいます。そのため抑うつ状態となり、うつ病を発生する引き金となってしまいます。
もはやここまでくると「バストアップしよう!」なんて気持ちも失せてしまいますよね。ほかにも、
- ストレスの悪化
- 免疫力の低下
- 生理不順
など睡眠不足が引き起こす体の不調はまだまだあります。
現代女子にとって、睡眠不足はあるあるかもしれませんが、決して侮ってはいません!まずは、その意識から変えていきましょう。
バストアップと睡眠との関係
私たちの体にとって、いかに睡眠が大事かご理解いただいたところで、バストアップと睡眠の関係についてご紹介します。
【バストアップと睡眠の関係】女性ホルモン
バストは9割が脂肪、1割が乳腺で形成されています。脂肪は乳腺を守るために存在しているので、乳腺が発達し、その割合が増えるとそれに比例して脂肪の量も増えます。つまりバストアップのためには乳腺を発達させる必要があるということです。
そして、その乳腺を発達させるには女性ホルモンが大きな役割を持っています。
女性ホルモンは次の2種類があります。
- エストロゲン(卵胞ホルモン)→女性らしい丸みを帯びた体をつくり、肌や髪の潤いを守る
- プロゲステロン(黄体ホルモン)→乳腺を発達させたり、子宮内膜を整える
女性ホルモンの分泌量が増えることで乳腺も発達します。
【バストアップと睡眠の関係】成長ホルモン
成長ホルモンは成長期の子供だけのものではありません。大人にとっての成長ホルモンは、体を回復させるメンテナンスの役割や生活習慣病の予防にも大きく関わっています。
特に女子にとって嬉しいのが、成長ホルモンによる美肌効果です。睡眠時に分泌される成長ホルモンは、肌のターンオーバーを活性化したり血行を良くする働きをします。
ふっくらとつややかな美バストにするためには、大きさだけでなく肌の質感も大事です。成長ホルモンの分泌を促し美バストを目指しましょう。
【バストアップと睡眠の関係】ゴールデンタイム
女性ホルモンの分泌は、睡眠の質と量で大きく変わります。それは女性ホルモンの分泌が最も多い時間帯が、夜の睡眠時間帯だからです。
特にPM10:00~AM2:00はゴールデンタイムと呼ばれ、女性ホルモンが最も分泌される時間帯と言われています。
この時間帯にしっかり睡眠がとれていれば、女性ホルモンがしっかりと分泌されているという事なのです。
【バストアップと睡眠の関係】寝る時間
女性ホルモンの分泌が最も盛んなPM10:00~AM2:00に睡眠をしていることが大切です。
ということは、夜10時にはベッドで寝ていないといけないことになりますよね。
バストアップに必要な女性ホルモンは、就寝後1時間程度でやってくる、最初のノンレム睡眠(深い睡眠)時に大量に分泌されることが分かっています。しかもその1回目のノンレム睡眠が0時前後である時に、分泌量が最も多くなります。
もし、夜10時までにベッドに入ることができなくても、0時ごろまでに就寝すれば深夜2:00までに1度はノンレム睡眠に入れる計算になります。
【バストアップと睡眠の関係】眠っている時間
実は、人間にとって最適な睡眠時間というのは現段階ではありません。
最適な睡眠時間は、その人の体質や生活環境によって変わってくるからです。
アメリカの大規模調査で「睡眠時間が7時間の人が最も死亡率が低く長寿であった」という研究結果が出ています。
睡眠時間は7~8時間が良いというのは、よく言われていますよね。
これを参考に、あなたにとって最適な睡眠時間を探ってみましょう。
【バストアップと睡眠の関係】なかなか寝付けない時の対処法
気分が高揚して、なかなか寝付けない時ってありますよね。そんな時は、耳から上の頭を冷やすことをおすすめします。
枕の上半分に保冷剤や乾いたタオルを冷凍して敷いて寝ると、眠り始めの脳の温度が下がり睡眠がとりやすくなります。
ただし、耳から下の部分を冷やすと脳の働きが上がってしまい、かえって眠れなくなってしまいます。
良質な睡眠のための生活習慣
良い睡眠と生活習慣はイコールでつながっています。
睡眠の質を高めるために生活習慣にも意識を向けてみましょう。
良質な睡眠をとるための生活習慣①食事は決まった時間に
朝食は、睡眠に必要な【メラトニン】に大きく関係しています。朝食をしっかりとれば、約14~16時間後にメラトニンが分泌され、眠気を感じるようになります。
人間の体のしくみってすごいですよね。
そして、夕食は寝る3時間前までに済ませましょう。胃腸の働きが収まってからの方がよく眠れるからです。どうしても夕食が遅くなるようなら一度にたくさん食べるのではなく、
- 夕方から夜にかけての時間帯に少しずつ2回に分ける
- 消化の良い食材を選ぶ
- 温かい食べ物にする
など胃腸に負担をかけない工夫をしましょう。
良質な睡眠をとるための生活習慣②カフェインやアルコールは控えめに
寝る前のカフェインやお酒はおすすめできません。
カフェインは神経を鎮める【アデノシン】の働きを邪魔することで、神経を興奮させ覚醒を促進させます。また、お酒を飲むと寝つきは良く感じますが、水分を外に出す利尿作用もあるため、夜中に目が覚めやすくなります。
つまりどちらも睡眠の邪魔をしてしまうのです。
いきなり0にするのも心に良くないので、
- 朝にホットコーヒーを楽しむ
- 夜は本当に美味しいお酒を少しの量楽しむ
のように気持ちをシフトしてみてはいかがでしょうか。
育乳におすすめの飲み物が知りたい女子は、こちらの記事をチェック!
良質な睡眠をとるための生活習慣③お風呂は寝る2時間前までに入る
体内の温度が下がることで眠気を感じやすくなります。ベッドに入る頃に眠気を誘うには、就寝2時間前の入浴が適しています。熱すぎるお風呂はよくありません。38℃~40℃のぬるめのお湯に15分程度つかるようにしましょう。
良質な睡眠をとるための生活習慣④軽い運動の習慣をつける
日中に体を動かすと、適度な疲労が生じます。自然な眠気で入眠することができ、良質な睡眠が得られます。しっかり運動しているのに眠りづらいという方は、オーバーワークの可能性も。体力や生活に合った運動をしましょう。
良質な睡眠のカギとなるホルモン【メラトニン】
メラトニンは別名【睡眠ホルモン】とも呼ばれ、覚醒と睡眠の切り替えをして自然な眠りに導いてくれます。
朝、光を浴びると体内時計がリセットされて体は活動状態になります。この時、体内時計からの信号でメラトニンの分泌はストップします。
その後14~16時間ほどで体内時計から指令が出て、再び分泌を始めます。そして徐々に分泌が高まり、その作用で体の深部体温が低下し、休息に適した状態となり眠気を感じるようになるのです。
【良質な睡眠のカギを握るホルモン】メラトニンと光の関係
メラトニンの分泌は主に光によって調整されています。夜中に強い照明の中にいるとメラトニンの分泌が抑制されてしまいます。これが原因で睡眠と覚醒のリズムが乱れます。
スマートフォンやパソコンの画面から出るブルーライトと呼ばれる光も、このメラトニンの分泌を減少させます。睡眠リズムを乱さないよう、就寝の1時間前には電源をOFFにしましょう。
【良質な睡眠のカギを握るホルモン】メラトニンは増やせる
メラトニンを分泌させるために必須アミノ酸の【トリプトファン】を取り入れることもおすすめです。トリプトファンは【セロトニン】というホルモンのもとになり、やがてメラトニンに合成されます。主に
- 牛乳
- 乳製品
- 豆
- 豆製品
- 肉
- バナナ
- アボカド
などに含まれています。朝食やランチに積極的に摂り入れ、良質な睡眠につなげましょう。
睡眠の体勢はバストアップに影響!!
日中は人の目もありバストに気を遣いますが、夜寝るときはどうでしょう?
あなたはノーブラで寝ていませんか?
それ、放っておくと大変なことになりますよ。
バストアップに悪影響?!眠るときの体勢
睡眠時のバストは、圧迫されたり重力をかけられたりと、甚大なる被害を被っています。
- うつ伏せ➡自分の体重でバストを圧迫
- 横向き➡バストの垂れ・離れバストの大きな原因
- 仰向け➡上下左右に流れる・型崩れの大きな原因
このように睡眠時には何かしらのダメージをバストは受けているのです。これを見る限りもはやどうやって寝たら良いのか分からなくなりますね。
では、どうしたら良いのでしょうか。
睡眠時のバストアップに必要不可欠!ナイトブラ
睡眠時はどの体勢で寝ていてもバストにダメージを与えてしまいますが、それを大きく軽減してくれるのがナイトブラです。
あなたは寝る時ブラを外していますか?それとも普通のブラをしていますか?締め付けや不快感から、ブラをしないで寝る女子や、通常のブラを着けて寝ている女子も多いと思います。
ブラをしないで寝ることは、下着の締め付けから解放され、気持ち良く眠れるかもしれません。ですが同時にバストも解放されているので、自由奔放に動き回り型崩れの大きな原因になってしまいます。
また、通常のブラは上からの重力に対してサポートをしてくれますが、上下左右の動きにはあまり対応できません。ワイヤー入りのタイプは、かえってバストのクーパー靭帯を傷つけてしまう可能性も高いです。
つまり、日中用のブラは睡眠時には不向きと言えます。
その点ナイトブラは、寝返りなどの睡眠時の動きにも上下左右からバストを支えてくれます。
また、ナイトブラは着け心地を重視しています。程よい締め付けや就寝時の寝返りなどの動きでずれないよう、伸縮性の高い素材を使用しているので、睡眠時の不快感を軽減することができます。
この機会にナイトブラを着用することをおすすめします。
本気でバストアップしたい!睡眠と一緒にやるべきこと
バストアップに、睡眠が大きく関わっていることが解かりました。バストアップをさらに効果的にするために、併せて行いたいことを2つご紹介します。
【睡眠と一緒にやるべきこと】バストアップマッサージ
バストマッサージで乳腺を刺激しましょう。
マッサージで乳腺を刺激することにより、睡眠中に分泌されたホルモンを効果的に乳腺に対して働かせることができるので、バストアップ効果が期待できます。
また、血流やリンパの流れが良くなることで、老廃物が流れ栄養が体のすみずみまで届きやすくなります。
- 右手をグーの形にして、そのまま左バストの上を内側から外側に向かって円を描くようにほぐしていく。反対側も同様に
- 左脇の下に右手の指を4本入れしっかり摑み、息を吐きながら内側に寄せていく。戻すときに息を吸い、再度吐きながら更に内側に引き寄せる。これを全部で5回繰り返す。反対側も同様に
- 左手で左側のバストを上に押し上げながら支えたら、右手でバストを丸く円を描くイメージで形を整えていく。反対側も同様に
バストは体の癖や肩こり、首の凝りの影響も受けやすい箇所です。バストのコンディションが悪いと、老けて見られがちです。バストを整えることで温かい感触になるだけでなく、見た目も明るくなります。
やりすぎたり強く刺激すると、バストを支えているクーパー靱帯が切れてしまい、かえってバストの形を損ねることにもなりかねません。
【睡眠と一緒にやるべきこと】バストアップのための食生活
バストアップに効果的な食材をいくつか挙げてみました。これらを参考にバランスの取れた食事を心がけましょう。
栄養素名 | 期待できる効果 | 主な食品 |
大豆イソフラボン |
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ボロン |
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タンパク質 |
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アミノ酸 |
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ビタミンE |
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ビタミンC |
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これらの食材を上手に取り入れて、バストアップを目指しましょう。
また、食事のタイミングも大事です。空腹を感じる前に何かを食べてしまうと、空腹ホルモンである【グレリン】の分泌が妨げられます。
この【グレリン】は成長ホルモンの分泌を促す働きをしてくれます。胃の中の物が消化されるまでは、食べ物を口にするのは控えましょう。
まとめ
- 睡眠不足は体にとって大きな害!侮るなかれ
- バストアップに欠かせない女性ホルモンは睡眠中に分泌されている
- 女性ホルモンが最も多く分泌されるのはPM10:00~AM2:00
- 良質な睡眠を得るためには睡眠ホルモンのメラトニンが大きなカギを握っている
- 睡眠中のバストの動きに対応するためにナイトブラを着ける
- 睡眠はもちろんマッサージや食事にも気を配る
良質な睡眠を得るための様々な情報をお伝えしましたが、忙しい現代女子にとってこれらすべてを実践することは難しいですよね。まずは1つ、できそうなものから始めてみましょう。その小さな一歩が何より大事です。その先にあなたの理想のバストが待っていることでしょう。